📋 この記事でわかること
- そもそもどんな制度?
- 去年(2025年度)と何が変わった?
- 誰が・どんな家が対象?
- どんな工事が補助される?
- いくらもらえる?
- いつ申請できる?
- 申請の流れ・手順
- 他の補助金と組み合わせられる?
- よくある質問
先進的窓リノベってそもそもどんな制度?

「先進的窓リノベ2026事業」は、自宅の窓を断熱性の高い製品に取り替えると、費用の一部を国が補助してくれる制度です。環境省が実施しており、光熱費の節約や温暖化対策につながります。
なぜ窓なの?
実は、冬の暖房で失われる熱の約50〜58%は窓から逃げています。窓を断熱化するだけで冷暖房費が大幅に下がり、結露も減らせます。効果が大きく補助金が使いやすいため、非常に人気の制度です。
| 補助の上限額 | 最大100万円 (1戸あたり) |
| 所管省庁 | 環境省 |
| 予算総額 | 1,125億円 |
| 申請受付開始 | 3月下旬予定 |
詳細は公式サイトをご確認ください。→ 先進的窓リノベ2026事業【公式】
先進的窓リノベ補助金制度、去年(2025年度)と何が変わった?
| 変更点 | 2025年度 | 2026年度 |
|---|---|---|
| 補助上限額 | 最大200万円 | 最大100万円(半分に) |
| 内窓のAグレード (低性能側) | 対象 ✔ | 対象外 ✖ (廃止) |
| 特大サイズ区分 | なし | 新設 (NEW) |
| お店・施設など | 対象外 | 一部対象 (NEW) |
| 補助単価 | — | 約20%ダウン |
※内窓を付けるなら性能の高いものを!
2026年度から、内窓設置の「Aグレード(Uw1.9以下)」製品は補助対象外になりました。SグレードまたはSSグレードの製品を選んでください(施工業者に確認してもらえます)。
先進的窓リノベ補助金制度、誰が・どんな家が対象?

補助対象となる建物
戸建て住宅・マンション・アパートなどすでに建っている(既存の)住宅が対象です。2026年度からは店舗・医療施設・学校なども一部対象になりました。
対象外の建物
新築住宅は対象外です。「今住んでいる家の窓を替える工事」への補助制度なので、これから建てる家には使えません。
補助金申請は誰がするの?
補助金の申請は施工業者(工事をする会社)が代わりに行います。住民の方が自分で書類を提出する必要はありません。補助金は工事費の値引きという形で還元されます。
ただし、工事を依頼する前に「事業者登録」をした業者かどうかを確認することが大切です。未登録の業者では補助が受けられません。
先進的窓リノベではどんな工事が補助される?

補助対象の工事は「窓の工事」4種類と「ドアの工事」2種類の計6種類です。
窓の工事(4種類)
① ガラス交換
サッシ(枠)はそのままに、ガラスだけを断熱性の高いものに替える工事。工事規模が小さく費用を抑えやすい。
② 内窓設置
今ある窓の室内側にもう一枚窓を追加して二重窓にする工事。マンションでも取り組みやすく工事時間も短い。
③ 外窓交換(カバー工法)
今あるサッシの枠の上から新しいサッシを被せる工法。外壁を壊さずに済み、工期が短い。
④ 外窓交換(はつり工法)
既存サッシを完全に撤去して新しいサッシに取り替える工法。外壁工事を伴うが断熱効果は最も高い。
ドアの工事(2種類)
⑤ ドア交換(カバー工法)
玄関ドアを断熱性の高いドアに替える工事(カバー工法)。外壁をほとんど触らずに施工できる。
⑥ ドア交換(はつり工法)
既存ドア枠を完全に撤去して断熱ドアへ取り替える工事。より本格的な断熱改修が可能。
※ドアだけの工事では補助が受けられません!
ドアの工事は、窓の断熱工事とセットで同じ契約に含まれている場合のみ補助対象になります。ドア単体では申請できません。
先進的窓リノベの補助金はいくらもらえる?

補助額は「製品の性能(グレード)」と「窓のサイズ」と「工法」の組み合わせで決まります。
製品のグレード(性能)について
| グレード名 | 断熱性能の目安 | ひとこと解説 |
|---|---|---|
| SSグレード | Uw値 1.1以下 | 最も断熱性が高く、補助額も最大 |
| Sグレード | Uw値 1.5以下 | 内窓設置の場合はこちら以上が必要 |
| Aグレード | Uw値 1.9以下 | ガラス交換・外窓交換のみ対象(内窓は×) |
※Uw値は数値が小さいほど断熱性が高いことを表します。
窓のサイズ区分について
| サイズ | 窓1か所の面積 |
|---|---|
| 特大 (NEW) | 4.0㎡以上 |
| 大 | 2.8㎡以上〜4.0㎡未満 |
| 中 | 1.6㎡以上〜2.8㎡未満 |
| 小 | 0.2㎡以上〜1.6㎡未満 |
補助額の目安(例:内窓設置・小サイズ)
SSグレード:約14万円前後 / Sグレード:約9万円前後
※工法・建物種別・サイズによって変わります。正確な金額は施工業者や公式サイトで確認しましょう。
※合計5万円未満になる場合は申請できません。
先進的窓リノベの補助金はいつ申請できる?
| 2025年 11月28日〜 | 工事の着手が可能になる(申請前でも工事はOK) |
| 2026年 3月上旬 | 施工業者の事業者登録が始まる |
| 2026年 3月下旬〜 | 申請受付スタート!(早めの申請がおすすめ) |
| 2026年 11月30日まで | 申請の予約受付終了(予算がなくなり次第終了) |
| 2026年 12月31日まで | 工事完了・最終的な申請の期限 |
※予算がなくなると受付終了!早めの行動が肝心
2025年度は予算上限に達して受付が早期終了しました。2026年度も同様の可能性があります。今すぐ登録業者に相談することをおすすめします。
先進的窓リノベ補助金申請の流れ・手順
- 【登録業者を探して相談・見積もり依頼】
公式サイトで「事業者登録済み」の施工業者を探し、「補助金を使いたい」と伝えて相談・見積もりを依頼します。 - 【工事の契約をする】
見積もり内容に納得したら工事請負契約を結びます。「共同事業者として実施規約に同意」する手続きも業者が説明してくれます。 - 【工事の実施】
業者が窓の断熱工事を行います。2025年11月28日以降に着手した工事が補助の対象です。 - 【施工業者が補助金を申請(代行)】
2026年3月下旬から受付開始予定。申請手続きはすべて施工業者が代行してくれます。書類の準備・提出は不要です。 - 【補助金が還元される】
補助金が認められると、工事費の値引きという形で補助分が返ってきます。
先進的窓リノベは他の補助金と組み合わせられる?

この制度は「住宅省エネ2026キャンペーン」の他の補助事業と条件を満たせば同時に活用できます。
みらいエコ住宅2026事業(環境省・国土交通省)
壁・床・屋根の断熱改修やエコ給湯器・太陽光パネルなどが対象。最大100万円/戸の補助。
高効率給湯器導入促進事業(経済産業省)
エコジョーズ・エコキュートなど省エネ給湯器への交換費用の一部を補助。
自治体の補助金とも原則として併用できます!
お住まいの市区町村が独自に行っている補助金と組み合わせることで、さらにお得になる場合があります。お住まいの自治体にも確認してみましょう。
先進的窓リノベ補助金によくある質問

Q. 賃貸のオーナーでも使えますか?
A. はい、使えます。自分が所有する賃貸住宅の窓を断熱改修する場合も対象です。
Q. マンションに住んでいますが、内窓は付けられますか?
A. 多くのマンションでは外窓交換には管理組合の承認が必要ですが、内窓(二重窓)の追加は専有部分の工事として認められやすく、比較的取り組みやすいです。念のため管理規約をご確認ください。
Q. 1回しか申請できないの?
A. 受付期間中であれば複数回申請できます。ただし、1回あたりの補助合計が5万円以上になることが条件です。
Q. 申請受付が始まる前に工事してもいい?
A. はい。2025年11月28日以降に着手した工事であれば、申請受付開始前に工事を行っても補助の対象です。
Q. どこに相談すればいいの?
A. まずは事業者登録をした施工業者にご相談ください。補助金の手続きも含めてサポートしてもらえます。当社もご相談を承っていますのでお気軽にどうぞ。
※ 本記事の情報は2026年2月時点の公表情報をもとに作成しています。予算上限・申請期間・補助単価などは変更される場合があります。最新・正確な情報は必ず公式サイトをご確認ください。
公式サイト:先進的窓リノベ2026事業【公式】